1歳になると、歯もどんどん生えそろってきて
食べられるものもどんどん増えてきます。
そして、お出かけの時や愚図った時に大活躍するのが「おやつ」。
今までほとんど味がしないものばかり食べてきた赤ちゃんにとって、
おやつはごちそう。
どんなに食べてももっともっとと欲しがったりしますよね。
喜ぶ顔やおいしそうに食べている顔が可愛くて、
ついついあげすぎてしまうことも。
でも子供が欲しがるだけおやつを与えていたら、
子供の健康にも良くありません。
1歳ごろの子供のおやつの適正量や
お勧めのおやつなどについてまとめました。
1歳児のおやつ適正量は?
1歳を過ぎてくると、3回の食事だけで
1日に必要な栄養分を補うことが難しくなってきます。
特に離乳食が完了する1歳半ごろからは
おやつの内容がとても重要になってきます。
一日のうち、食事だけでとるのが難しいとされているのが、
ビタミン・ミネラル・カルシウム・鉄分などです。
これらの摂り切れていない養分を含む食材を
おやつとして与えるようにすれば良いと思います。
一日のおやつの量は、よく動く動かないなど個人差はありますが、
1-2歳の幼児の一日のカロリー摂取推奨量が1000キロカロリーで、
そのうちの1-2割を目安にすると良いと思います。
そうなると、一日100-200キロカロリーということになりますね(*^^*)
100キロカロリーってどのくらいかというと、
おいもだったら120gくらい、リンゴだと1個、
バナナだと1本程度になります。
市販の幼児用おやつなどは、カロリーの表記がありますので、
それを参考に与えるようにすると良いと思います。
1歳おすすめのおやつ
先にもお伝えしたように、
食事だけではとりきることが難しいビタミン・ミネラル・カルシウム・鉄分について
上記を含んだおやつを選んであげる必要があります。
ビタミン補給と聞いて、一番に頭に浮かぶのが果物類ですよね。
果物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
例えば、みかんには生命維持の上で欠かせないとされているカリウムや、
免疫を高める効果のあるベータカロチンなども含まれています。
リンゴにもビタミンカリウム、そのほかに食物繊維など、
食事だけではとりきれない栄養素がたくさん含まれているんです。
これらの果物をヨーグルトに混ぜてあげるなどすれば、
カルシウムも一緒にとることが出来て、一度にたくさんの栄養素を
取り入れることが出来ます(*^^*)
そのほかにも、チーズや豆類、お芋類もお勧めです。
チーズはキャンディタイプで一日3-4個、
お芋はふかし芋で一日200g位が目安になります。
これらの食材をうまく組み合わせて、
一日に必要な栄養分を補ってあげることが大切です。
お菓子の食べすぎに注意!
子供はやっぱり甘いものが大好き!
でも糖分の摂りすぎは虫歯や肥満の原因になるだけではなく、
低血糖症になってしまうこともあるそうです。
市販のお菓子や飲み物を与える際には、気をつける必要があります。
なるべくなら、チョコレートや、お砂糖をたくさん使ったお菓子類、
スナック菓子などは、3歳を過ぎたころから与え始めるのが理想的です。
市販のお菓子は糖分を多く含むだけではなく、
カロリーの高いものがほとんどです。
甘いお菓子やスナック菓子はなるべく避けるようにしましょう。
また、飲み物にもたくさんのお砂糖が使われています。
例えば、一見健康によさそうなイメージのある
ヤクルトなどの乳酸菌飲料ですが、
1本にスティックシュガーが3-4本分、
10グラムほどのお砂糖が含まれているのです。
おやつに添える飲み物として好ましいのはやっぱりお茶か水、牛乳ということになりますね。
まとめ
幼児期のおやつは栄養分を補うための大切なものです。
喜ぶからとついつい甘いお菓子をあげたくなってしまいますが、
食事量が安定し、一日分の栄養分をとれるようになるまでは、
おやつの内容に気をつけてあげたいものですね。